ARCHIVE過去の入選取り組み

障害のある人との協働から生まれた魅力的なしごと・はたらき方を全国から募集する
「Good Job! Award」から、過去の入選取り組みを紹介

Good Job! Award 2017

募集期間:2017年8月18日(金)- 10月18日(水)
一次審査:2017年11月7日(火)  応募件数:51件→12件が入選
最終審査:2018年2月18日(日)@東京・渋谷ヒカリエ

*2016年度より、入選取り組みに対して継続的な応援をするため、公益財団法人パブリックリソース財団を通じて「Good Job!基金」を設立。これからのしごと・はたらき方にとって大切な活動をぜひ応援ください。

大賞 オーディエンス賞

「乳酸発酵OYATSU」
NAOKO × COBO × かすたねっと
神奈川・東京

https://www.naokoo.com/

福祉施設と乳酸菌が出会い、発酵(新しいものを生成)する取り組み。日本風土の地粉(じごな)、旬の野菜・果物、自然発酵乳酸菌を使用してこれまでのおやつ・食品をアップデート。福祉施設と社会の垣根を越え日本の新しい食文化の発信の役割を担っている。

ここがGood Job!
  1. 日本古来の乳酸発酵を研究し自然発酵乳酸菌の製法を開発!
  2. 「乳酸菌×福祉」という新しい価値を発信している!
  3. おやつと食事の境界を横断した新しい食を提案!

選評

商品としてのアウトプットの優秀さだけではなく、つくるプロセスで匂いをかぐ・音を聴く・素材に触るなど五感を高める環境があることが、はたらいている時間を楽しく、人の能力を気持ちよく高める仕組みにとって大切であることを気づかされる。「福祉×デザイン」だけではなく「福祉×デザイン×発酵」のように複合的に組み合わせができることを示し、今後の福祉にとって、日本のものづくりや農業や林業など、さまざまな仕事との関係を更新した。この関係性にいち早く気づきをえたコーディネーターの役割も大きい。